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Channel: 日本赤十字社 愛知県支部
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ボランティアとリーダーシップを学ぶ3日間!高校トレセン

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 8月2日(土)~4日(月)の3日間、岡崎市美合町の「愛知県青年の家」で、愛知県内の高校生32名を対象に、高校トレセンが開催されました。
 「トレセン」(リーダーシップ・トレーニングセンター)とは、集団生活を伴う宿泊体験学習です。生徒たちは、赤十字の知識や、リーダーとして必要な自主・自律の精神を、トレセンでの生活を通じて学んでいきます。
 トレセンでは、生徒たちの自主性を引き出し、自己管理を促すため、様々なプログラムが組まれています。

ボランティア・サービス(VS)
役割をあらかじめ定めた係活動を廃止するなど、各自の自発性に基づくVS方式で活動を運営しています。

号令のない生活
先生からの号令のない生活が励行されます。指示されて動くのではなく、行動の基礎になるすべての情報は掲示板に掲示します。

「先見」 
「先見の時間」を設けます。それにより、子どもたちが自己の行動管理、危険予知など、先を見越した行動を主体的にとり、日ごろから将来に備えるための意識付けを行います。

「待ちの姿勢」の重視
生徒自身が問題、ニーズを発見し、納得するための気づきを待つ「待ちの姿勢」を重視します。教員には、その気づきを促すような「待つ姿勢」が求められます。

ホームルームの時間
生徒たちが1日の生活の中で考えたことや反省点、プログラムの中での疑問点や青少年赤十字に関する疑問点などについて、自由に話し合います。指導者は必要に応じて助言し、各自の理解を深めます。

 生徒たちは、3日間の宿泊で、青少年赤十字の態度目標「気づき・考え・実行する」を実践し、学ぶため、こうした特徴あるプログラムを体験しました。
 今後、トレセンで学んだこと・体験したことをもとに、ボランティアとリーダーシップについて考え、赤十字の精神を各学校や地域に広めていきます。



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